ryusei24の日記

ラノベ紹介

ラノベ感想まとめ(2月)

#龍聖の感想 『薬屋のひとりごと』読了

今回はアニメを見たので積んでいた原作を読みした。より解像度が広がったので読んでいて楽しかったです。
続きも早く読みたいですね。

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#龍聖の感想 『無防備かわいいパジャマ姿の美少女と部屋で二人きり』読了

とにかくこいろが可愛い!!

互いに悩みを抱えながら生きている者同士、主人公の根来は先生によって導かれ堕落の天才・真倉こいろと出会うことになる。

 

彼女はとある事情から自分の部屋から出れないようで…

 

一方、主人公の根来は母親に勉強をするように言われてきており、勉強ばかりしていたため世間知らずでゲームなど堕落の生活を教えてもらうことで徐々に彼女に惹かれはじめて…

 

年頃の男女が思春期らしい悩みと向き合う青春ラブコメディでグッと。

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#龍聖の感想 『ロクでなし魔術師講師と禁忌経典』23巻読了

 

めちゃくちゃ面白いし!!

 

やーやっぱり本作には唯一無二の面白がありますよね。迷い込んだ夢の世界はグレンが描く理想の世界…??

 

ジャティスとの最終決戦の最中、グレンが迷い込んだ世界はセラが生き、セラと共に生きているIFの世界優しいセラと過ごす中でグレンはある決断を下す。

 

そして、とある力を手に入れたグレンはジャティスを倒すが、その先に待っていたのは更なる絶望で…

 

いよいよ、物語のクライマックスで一気読みしてしまうほどの熱量があり、やっぱり面白いんですよね。

 

この熱が冷める前に最終巻まで読んでしまおうと思います。楽しみ!!読んでしまおうと思います。楽しみ!!

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#龍聖の感想 『探偵に推理をさせないでください。最悪の場合、世界が滅びる可能性がございますので。』読了

 

試し読みのキャンペーンで半分くらい読ませていただいていたので、概ね話の流れとかは理解できていたので自分の想像とかけ離れることはなく楽しむことができました。

 

ベースは推理小説ですが、ライトノベルらしい自由な展開になっており、ワクワクするような要素がいっぱい詰まっていて読んでいてとても楽しい作風に仕上がっていますね!!

 

いい意味で現実とかけ離れた想像力がある主人公なので、そこに推理を組み合わせているのが読んでいて面白いと感じるポイントですよね。ちなみに自分の推しキャラはイリスちゃんですね。ロリキャラってあんまり好きになることないんですけど、すごい力を持っている代わりに能力を使うと反動で眠くなってしまうというところが可愛らしくて好きです!!

1冊でも綺麗にまとまっているので今後の展開をどうしていくのか楽しみですね。

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#龍聖の感想 『ロクアカ』24巻読了

 

遂に完結!!色々と書きたい想いがあるんですけど、ちょっと時間の都合上の今回の感想では割愛して、ブログでまとめる予定です(追想日誌全然読めてないのでそっち読み終わった時にでも書くかも、まだ未定ですが)

 

振り返ってみると、自分は全然古参勢ではなくて、ロクアカが18巻くらいの時にライトノベルを読み始めるようになり、面白いと感じて買うようになったシリーズでしたね。

 

もともと、一般文芸でもファンタジー作品ばかり読んでいたので、キャラさえハマれば分かりやすいこのワクワク感というものが、自分にとってすごい好きな要素でした自分が勝手にファンタジーに求める要素として、やっぱり主人公のカッコよさとハッピーエンドという2つを求めているため、自分の求めるものと合致した点も大きかったかもしれません。

 

実はロクアカ関しても感想を書き始めた当初は1つの巻でかなりの文章量を書いていたと思うんですが、実はしっかりと読み込んだり、考察したりはできておらずいつかしたいと考えていたので、機会を見つけてじっくり読み込んで色々自分なりに考えられたら楽しそうだなと思います。

はい、だいぶ脱線しましたが、最終巻の感想です。

ここでずっーと引っ張ってきた禁忌教典の謎が明かされました。

ここまで読んでる人なら何のことは理解できると思うんですが、まだ未読の方で偶々この感想を見かけて気になったという方もしいれば、是非読んで欲しいシリーズの1つです。

誰かの為に闘う強さ、誰かを守る為に闘う強さ、どちらもそれぞれカッコ良さがありました。最後はものすごい感慨深い気持ちになりましたね。新シリーズは既に既読ですが、とても面白かったのでこちらも楽しみです。

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#龍聖の感想 『ミモザの告白』4巻読了

 

めちゃくちゃ感動した!!

 

ちょっと今回長くなるかもしれませんが、最後まで目を通して頂けると幸いです。

 

まず、本作の第一のテーマがジェンダーについてでした。一言で"ジェンダー"という分には簡単ですが、深く難しい問題ですよね。

そして、第二に家族を中心とした人間関係の問題でした。

3巻を読んでからかなりの時間が経っているので詳しい内容を覚えているわけではありませんが、ずっと移り行く人間関係、高校生という思春期の多感な時期の悩みを描いた作品で、読者として作品を楽しむだけでなく、考えさせられることも多々ある作品だったと思います。

⚠️4巻本編の内容のネタバレを含む場合があります。予めご了承ください

 

今までのシリーズの感想については何処かでまとめるとして、4巻の内容について触れていきましょう。

時系列が逆になった状態の汐たち、槻ノ木家の時系列に焦点を当てたストーリー展開となっていました。【6ヶ月前】

徐々に変わっていく汐に対して操はなぜ、変わってしまうのかという思いの丈を不器用な形で表現していますね。

 

【2年前】

父親の再婚が決まった。お相手は優しそうないい女性の雪さん。しかし、これは私の母ではないと脳が拒否する操。

 

【4年前】

咲馬と汐の関係を描きつつも、操の兄を取られたくないという一言に本音が詰まっていますね。

 

【6年前】

小学3年生では無理もなく、母の死を受け止めることができない二人は学校を不登校になってしまう。そんな中、何度も彼女らに手を差し伸べたのが咲馬だった。

 

【9年前】

操はデリカシーのない、思いやりがない発言を母に注意される何気ないシーンが描かれる。

しかし、その日常的なシーンとは対照的に母の異変が描かれる。

 

【11年前】

遺伝による違いに対して自分には無いものを兄が持っていることに対して年相応の嫉妬をする操。そして、母のホットケーキの思い出が具体的に描かれる。

 

そして、回想シーンから現実の世界へと話は変わる。場面ごとの1つ1つのシーンを撮っても「普通であることの大切さ」と、「人に対する気遣い方」を中心に描いており、自分ならどうするか、どのように在るべきであるか。とても考えさせられる展開が続き、大変勉強になると共に、汐と操ら槻ノ木家の家族の複雑な在り方には同情せずにはいられず泣きそうにもなりました。とはいえ、現実でも離婚、再婚、他界による離別、様々な形での家族があると思います。

何が正しいとか、悪いとかではなく自分ならどうありたいか、どうするかという点を考えながら読んでいました。

今でこそ、大人と言われるような年齢である自分だから割り切れる思考もあると思います。自分が高校生、もっと言えば小学生などで親との死を受け入れられるかと言われれと、これほど残酷なことはありませんし、むしろ前に進める彼女たちを尊敬するほどです。

 

正直、もっと長々と書くことはできますが、読み終わってその熱が消える前に書いているため思考が纏まっていないので先に結論を書きます。 

 

まず、この作品を生み出してくださった八目先生を始めとした、イラストレーターさん、編集者さん、出版社さんに本当に感謝しかないです。

 

「面白い」と笑って終われるだけの作品ではないですし、ぶっちゃけラノベ向きではないかもしれません。それでも、ここまで人と向き合い、今尚人類が抱えているテーマをエンタメとして綺麗に消化している作品は数少ないでしょう。

 

私はこの作品を通じて、改めて自分の人間関係や生き方を見直すことに繋がったと思います。ありがとうございました。

そして、今まで問題ばかりを抱えて生きてきた汐や操、そしてその旧友である咲馬や星原らを取り巻く環境が前進して明るい未来に一歩を踏み出したことを嬉しく思います。

 

未来は必ずしも希望ばかりではなく、辛いことや苦しいことも多いかもしれません。

 

しかし、様々な問題を乗り越えて直向きに走っていく彼らを見たら、自分たちが思っているほど、そんなに難しいことではないのかもしれませんね。

 

そんな、難しくも悩めるテーマが作品の本作でも最後は生きていれば…とも取ることができる暗示も素敵でした。

 

自分も、自分が抱える問題にも打ち勝って楽しい未来の為にも前進できるように努力して頑張っていきたいです。

機会があれば、また何かしらブログでも書こうかなと思っています。

 

改めて、本当に最高でした!!

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#龍聖の感想 『クリムヒルトとブリュンヒルド』読了

 

これは美しくも切ない国を思う老害の物語─

 

"老害"と形容するには些か言葉が過ぎた部分があるかもしれない。かつて、幼い子供で在りながら竜を傷つけることができ、長らくこの国の闇を継続させてきた老兵がそこにはいた。

 

この世に永遠などありはしない。しかし、彼は初代女王が作った霊薬の秘宝がこの国を永遠に繁栄させると信じて、その為の犠牲は厭わなかった。

 

一方、ブリュンヒルドとクリムヒルト姉妹に関するエピソードの裏側が描かれる。一見優しそうだが、残酷さも持ち合わすブリュンヒルドと、あくまでも善の塊であるクリムヒルトが対照的に描かれています。その中で、ブリュンヒルドはウォレンに暗殺を図られながらも、ベルンシュタインやアニマといった人物を味方につけながら、彼の野望を阻止するが…

 

その代償としては大きすぎるほどのモノが失われた──

 

これは希望と絶望が交錯する竜が紡ぐ物語。今巻も美しく綺麗な内容に仕上がっていました。どのキャラも味があって好きですし、ラストシーンはめちゃくちゃ泣けますね。ベルトシュタイン、いいやつすぎるよ、、シリーズ通して非常に楽しませていただいているので、続きが出るのであれば是非、読みたいところです。

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#龍聖の感想 『弱キャラ友崎くん』11巻読了

 

皆さんの神様は何処にいるのでしょうか?─

 

私が本作の1巻を手に取ったときは、まだ高校生だったような気がします。それが、もう来年には社会人です(何かの間違いが起こらなければ)

 

新刊まだかな〜、先生がエゴサをしていない、大丈夫かな。そんなことを思っている間にコロナがあったり、友崎のような劇的な変化を遂げることもなくただ淡々と日常生活を送り続け、気づいたら学生生活も線香花火の終わりかけのような弱々しい火が灯っているのみになってしまいました。

 

今回、私からは同じ読者の皆さんにも問いたいし、本作を制作している方にも問いたいことがあります。

※本シリーズの内容から脱線します

 

まあ、知っている方もいるかもしれませんが、私は趣味でカードゲームをしています。主にやっているのがポケモンカードゲームです。一応、15年くらいやっていて、最近はそこまで成績も残せていませんが競技勢として取り組んでいるつもりです。本作は、友崎がアタファミのオンラインで日本1位に君臨しているように何かで1番になることは分かりやすく自分を肯定してもらえることだと思います。

日南で例えるなら、生徒会であったり、陸上で全国クラスであったり、頭の良さであったり、ルックスであったり、他者から見れば羨ましいと思えるほどのものを持ち合わせていると言えるでしょう。それは、努力によるものと、天性的なものの2パターンが存在します。1つはストレートに言えば顔です。社会は未だにルッキズムが強く反映されます。それは、まあ当たり前といえばそうですよね。顔に関していえば、整形なり美容に気を使うなり、多少努力することはできても大きく変えることは難しいといえます。また、運動も勉強もそうです。ある程度、努力すれば上にはいけるかもしれませんが、上には上があり、ある時壁にぶつかって挫けるのが普通でしょう。それほど、大馬鹿でなければ自分の限界が見えてくるのではないでしょうか。

極論、何でも限界はあるが、その限界を決めなければ可能性は無限でもあるということです。

この作品が始まった当初は、自分も友崎のような立場であったため、彼の気持ちに共感し人生はクソゲーだと思っていました。これはフィクションどうこう、関係なく自分が今までリアルを疎かにしてきたからですね。カードの努力のために人と遊ぶことをやめ、勉強することもなく、習い事も減らし、人と話すことも極力減らしてカードのことを考えたり、メモする時間に当て、常にそれを最優先して生きる生活をしていたといえます。実際、そのせいもあってか世界大会で優勝することができ、自分が望む形で実績を作れましたが、その反面苦しさというか、限界も感じていました。確かに、並の人よりもそのゲームに対する熱意はあったし、理解度も高く運が絡むゲームの中で、運も味方につけれていると感じるシーンもありました。ただ、歳を取るにつれて現実と向き合っていくことになります。本ゲームはプロ制度が特にありません(現在は個人のスポンサードなどあり)当時はeスポーツも主流ではなく、自分の夢も曖昧なままただのうのうと生きていたような気がします。作中でも、実際に友崎も自分の生き方について悩み、カッコいいが、そこまで収入があるわけではなく、成績次第では非難もされる難しい職業であるプロゲーマーを目指すことを決意しています。

では、ここで振り返ってみましょう。本作は、どんなことをテーマに話が進んできたか?

 

そう、それは"人生をクソゲー"だと思っている友崎に対する、日南からの否定であり、人生は神ゲーということでした。

⚠️ここからネタバレあり

しかし、本巻ではそれが一気に逆転していきます。自分は弱キャラで、自分を信じることができないからこそ、結果という根拠に縋っていることが判明しました。彼女本来の性格は、母親を神様だと思い、何ひとつ間違っていることなどないと思っていたのに、妹の死を肯定したことから、彼女は何も、誰も、信じられなくなってしまった、ということでした。

この日南の気持ちというのは、フィクションであることは横に置き、言語化するのが難しいですよね。

 

自分は親に裏切られたとか、親友から〇〇されたという、人間不信に陥るような経験をしたことがないのでただ簡単に頷くことはできません。

しかし、共感はできます。

 

自分はよく、結果が全てだと言っています。自分は結果を出せたことなんて一度しかないですし、周りから見れば歴が長いだけの老害ともいえます。ただ、自分を応援してくれている外野は結果の過程なんて知らないので、結果がよければ肯定してくれますし、悪ければ何もありません。

極端な話、自分が強いときは練習相手にもなってくれますし、相談にも乗ってくれます。ただ、自分が弱い時にはもう用済みということです。

人間関係は利害関係によって成立することが大半ですから小学生のような友情ごっこだけで、生きていけるわけではないということです。

自分もカードゲームを始めるまでは自分を肯定できる対象もなく、生きる意味を考え、人生って何なの、何故、自分は生まれてきたのと虚無になり、何度か本気で死にたいとさえ考えていたこともなかったはいえません。

 

そこで、分かりやすい結果に縋ったのです。今ではちっぽけなプライドですよね。だから、その自信を持ってさえして、打ち砕かれた友崎の心情を鑑みても相当なダメージだったと想像することはそこまで難しくはないですね。

 

そして、日南の本音が、仮面の先にあったのは我々の原点でもある「人生は──クソゲー」ということ。

しかし、その言葉の裏には彼女の光の部分である、そんな自分を否定して欲しい気持ちも隠されているような気がします。

確かに彼女は自分のその考えによって失ったものは大きいです。しかし、なら何故友崎に人生の先輩として神ゲーと言い張り、彼をあんな風に改善させる必要があったのか。

それは自分を唯一打ち負かしたゲーマーであるnanashiだからなのではないでしょうか。

自分も先述したとおり、自分に結果があったところで表面的には肯定されても、人間的には薄っぺらく、本質を知られるわけではないから、普段の生活には何の役にも立たないことを知り、もう少しリアルを充実させることで、より楽しい生き方をしようと考えるようになりました。そんな中で、ターニングポイントになったのが大学ですね。大学は高校までは友達などの人間関係も一新されますし、クラスの閉塞感もなくなるので、自分の行動次第で交友関係から、技術を学ぶ経験など様々なことにチャレンジできる絶好の機会だからです。そこで自分は自分が表面的に少しずつ変われたことを実感していますし、成人式でも性格とか見た目はわからないけど、前より一緒にいてノリが良くなったと言われて、人生の経験値が上がった気がして嬉しかったです(実話、昔の自分なら成人式なんて楽しめないと思って行ってなさそう)。

人間にとって時間は有限だからこそ、少しでもマシな方にするべきだと思います。

そして、日南はそんな自分を肯定、救ってくれる人物を待っているのでないでしょうか。菊池さんの物語を読んだときに自分が幼いころから本を好きな理由を思い出せました。

それは、"本の世界であれば妄想が自由だから"です。先程いった自分が弱キャラであることから逃げ、強い自分を想像できるからです。でも、そんな都合よく誰かが助けてくれることはないからこそ、自分は自分で成長してきたと思います。この物語では、物語らしくみんなで協力して日南を、弱キャラ魔王を物語の力によって救えるのではないかなと思います。本当はまだまだ書きたいことがあるので続きは時間のある時にブログに書こうと思います。屋久先生、友崎くん、そしてこの物語を制作する一堂に感謝を。

 

長々と書いたけど、論点グチャグチャだし、駄文ですみません。熱量が届けばオールOKですw

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#龍聖の感想 『変人のサラダボウル』6巻読了

相変わらず笑わせてくれる作品ですよね。

リヴィアの生き様の移り変わりがすごい目まぐるしくて面白いですよね。

 

今回はサラが芸能事務所にスカウトされて、東京の事務所に見学に行くとになって…

 

新たな人間像が見えてくる1冊でモブが実はモブじゃなかった展開、私はすごく好きですよ!!

 

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#龍聖の感想 『たかが従姉妹との恋。』3巻読了

表紙からは想像もできないほどの問題作である本作が最終巻となり、結末が描かれましたね。

 

⚠️ネタバレを含みます

巻末で作者さんが語られている本作の終わり方についてすこし触れようかなと思います。自分は絢音と不倫しつつ、他の女性とも股掛けながら生きていくダラシない人間で終わるかと想像していましたが、結末は1の自分の幸せを見つけ、伊緒との結婚ルートでした。

 

まあ、当初はショタコンのお姉さんが登場するってことで、お姉さん×主人公てぇてぇを期待していましたが、どちらかというとNTRというか、背徳要素が強めの作品でしたね。まあ、自分は作者ではないのであくまでも想像の話にはなりますが、自分は本作の1巻を読んだ時に主人公がくっつくとしたら、2人だと思っていました。絢音、伊緒のどちらかだと。

まあ、後付けといえばそれまでですが、それなりに理由はあって、付き合っている恋人の凪夏はなんか雑に扱われているというか、主人公の気持ちがあまり篭ってない感じがしたから違うかなと思いました。まあ、現実的に高校生から付き合っても別れることが多いですし、従姉妹の付き合いの方が長いし、縁も切れにくい中で彼氏彼女としてやっていくのはムリがあるよう思えましたね。で、本作1番の問題児は実は絢音姐さん。この人おかしいよ、ちょっとサイコだよ。人としてえぐい。女を武器に生きてそうな、ザ・クソ女って感じがしてすげぇ、嫌悪感。でも、キャラとしてめちゃくちゃ味が出てた。眞耶はなんか自分の世界がある女の子って感じがして、幹隆のような性欲に突き動かされてる人間を受け止めきれないと思ったんですよね。あと、流南に関してはセフレはありえそうだったけど、まあ付き合って結婚は見えなかったな〜

こんな感じで色々勝手に世界観を広げて想像しながら楽しめた作品で最高に狂っていて好きでした。

ただ、これ現実であったら恋愛がトラウマになるどころじゃないなと思いました。幹隆は性欲強いだけで、概ね被害者なので男の文春砲喰らってる原因の8割はこれだと思う。まあ、仕方ない気もする。だって、人間の三代欲求だし、こういうのは誘う女が悪いと相場は決まっている笑

 

まあ、そもそもこんなに女関係で複雑になるのは苦痛かもしれないが、少し羨ましいとも感じてしまった。でも、主人公も最終的に自分の幸せ、居場所を見つけ、ハッピーエンドに収まって良かったような気がする。

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#龍聖の感想 『クラにか』5巻読了

今回もてぇてぇ巻でしたが、最後の終わり方がすごい不穏で次回から波乱の展開が起こりそうでワクワクドキドキしております。

 

朝凪・真樹カップルもだが、陸さんと雫さんの大人の拗れた恋愛も最高でしたね。

 

てぇてぇを摂取したいならこの作品に間違いなし!!

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#龍聖の感想 『灰原くんの強くて青春ニューゲーム』読了

 

今巻はかなりターニングポイントで、人間関係の難しさが色濃く出た1冊だったと思います。

 

今回は美織が自分の気持ちに気づき、周囲の人間に悪意を向けられて、自己嫌悪に陥ってしまう展開から話が始まりました。

 

皆さんは小学生の時とかに仲良く遊んでたけど異性を意識するようになって変わってしまった関係値などありませんか?

 

──勿論、自分もあります。

 

 

誰しも不変ではいられず、人間は常に変わる生き物なんです。

 

自分の実体験も相まってか、読んでいてかなり心苦しいものがありました。まあ、自分は男性だから美織と少し考え方が違うものの、そういう三角関係や拗れた時の辛さや仲間を恋愛視して、その後に友情破壊してしまったら、どう責任が取れるかなど、多々考え込んでしまうことはありますよね。

 

そういった意味では人間の成長を中心に描く本作では欠かせない大きな出来事だったと思います。

今後の展開にも期待です!!

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#龍聖の感想『スパイ教室』10巻読了

 

遂に恐れていたことが…

今回の作戦は2組のペアに分かれての任務だったが、まだ組んだことのない危険極まりないアネット&エルナの安否が不安なサラはクラウスに異議を唱えたが認められず…

 

まあ、スパイってのは危険がつきものですし、常に作戦が成功して生きる確率は極めて低いですからいつか、こんなことになるとは思っていましたよ。誰よりも心優しい彼女は誰かを助けて自分が犠牲になる、そんな。

まあ、概ね作中では死んでいる可能性が高そうですが、まだ確定しているかは分からないので今後の展開で生死が判明しそうです。

 

今回は話の規模も壮大で、ニカという強大な強敵の登場も話の面白さを加速させていた。

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#龍聖の感想 『冒険者、酒場の料理人』読了

ちょっといきなり話の本題どん!!って感じでびっくりしたものの、内容は"the料理"って感じの話で食欲を刺激されました。

 

迷宮内にある食材を使えれば苦労しないのになぁという発想からどうしたら美味しいく食べられるかを考える店主の話。

 

看板娘のウカノも可愛いし、迷宮内における恋愛模様もちょこちょこ描かれ、今後のより詳しい内容が描かれるのを楽しみにしたいストーリーでした。

料理をテーマにしている作品なので、読んでいて美味しいそうと思わされるのは勿論のこと、キャラ自体が善人が多くて読んでいて楽しい作品でした。

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#龍聖の感想 『七つの魔剣が支配する』XⅢ巻読了

 

話が段々とややこしくなってきて、完全に理解しきることができない領域に突入してしまったような気がします…笑

 

 

派閥同士の争いが起こりますね。マジで先生のあとがきが怖すぎます。自分はアルデラミン未読勢ですけど、既読ファンからはこの先生の展開はかなり残酷で胸にくるという評判なので心してかからねばメンタルにきそうですし。

自分はもう少し本編理解を深める必要がありますね。魔法使いとしての在り方であったりとか、彼彼女らにとっての性行為がどういった意味合いをもたらしているのか理解できていない点も多々あるので何処かのタイミングで可能なら復習したいです。

 

今回はガイと離れ離れになりつつ、それぞれが進路に悩み、抱える過去を吐露する回でそれぞれ大きな進捗があったと思います。

よくよく考えたら彼らが学生っておかしな話ですよね。常に命の危険に晒されながら、思考しなきゃいけないことも多くて、今の日本はこれを見習ってもいいほど弛んでるような気がしてます。(どこ目線やねん)

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#龍聖の感想 『魔術師クノンは見えている』5巻読了

 

今巻もクソ面白かった!!

 

2年に進級したクノンはジオエリオンの従姉妹であるセララフィラの面倒を見ることになり、彼女に魔術の面白さを伝え沼に引き摺り込む──

 

グレイ・ルーヴァの弟子であるクラヴィス・セントランスの秘密も見え隠れして今後の展開もすごく期待しています。

 

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#龍聖の感想 『マスカレード・コンフィデンス』2巻読了

 

今巻もめちゃくちゃ面白かった!!

海辺での死闘を経て、海辺を目指すが新たな刺客が二人の行手を再び阻む。

 

在共和国大使館で2人を迎える巫女・アナヒト──

次々に襲い掛かる敵、未知の脅威、自身の葛藤、そして仲間との再会今回はラブコメとバトルが中心の話だった。誰が敵なのか味方なのか混乱しつつも、登場キャラの心情が大きく反映されていたので、心の叫びが聞こえてきました。

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#龍聖の感想 『バンドをクビにされた僕と推しJKの青春リライト』読了

 

めちゃくちゃ良かった!!これぞ、"青春"

 

話の展開としては主人公がバンドをやって生計を立てていたが、メジャーデビュー前に所属会社の人間と仲間から実力が伴ってないからと、半ば強制的に脱退をさせられる。

 

悔しい思いをして、やけ酒をしながらもシンガーソングライターとして活躍しており、高校の同期でもある奈良原が自殺したことを知って、彼女の後を追うようにベランダから飛び降りたら高校生に戻っていた、という設定のタイムリープから始まるやり直し系青春物語である。

そして、高校生に戻った。

 

彼は尊敬している奈良原とバンドを組み、バンドを組むために立ちはだかる課題を乗り越えて無事にバンドを結成する事に成功する。今後の彼女たちの展開も気になりますし、彼らのバンドメンバーも個性的で読んでいて楽しかったです。自分は片岡推しなのですが、カバーイラストのキャラだけ見ると奈良原可愛いなと思いますね。まあ、メインヒロインなので当然といえば、そうかもしれませんが笑

 

音楽の知識がなくても作品の熱意が伝わってきて熱かったです。今後は本格的にバンドの活動が描かれるのかなと思うので、音楽的な描写にも期待したいですね。

 

自分も高校生だけはやり直しですねぇ…

 

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#龍聖の感想 『僕らの春は稲妻のように』2巻読了

 

白亜の退院後、介護のために白河家に住み込みになった主人公の灰瀬譲。

一緒に料理したり、ベットでゴロゴロしてたら、白亜は愛してるゲームの開幕宣言をしてきて…??

 

普通のラブコメとは違って、ヒロインが病気持ちなので猛スピードで

 

展開が進んでいく。しかし、病気という重すぎる話にはならず、読みやすい展開が続いていて読みやすかったです。

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#龍聖の感想 『女友達は頼めば意外とヤらせてくれる』3巻読了

 

新しいヒロインきちゃ〜エロ〜笑

今回もゆるゆると楽しませていただきました。

 

今回は王子様系女子ヒロイン、生徒会長が登場しました。彼女は周りからの期待に応えるために王子様キャラを演じていましたが、自分を女として見てくれる湊のことをだんだん気になるようになっていき、エッチな空気感が流れていきます。タイトル通り、可愛い女友達とエッチをする本作、非常にフランクな感じで楽しむことができた1冊でした。

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#龍聖の感想 『こんな僕が荒川さんに告白ろうなんて、おこがましくえできません。』読了

 

この作品、めちゃくちゃ面白かったです。

 

主人公の浅井悠馬は、エロいものが大好きな成績だけは学年トップのクズ。彼は突然、学園祭の演劇の主役に選ばれ、当然のように拒否しようとすると、クラスのトップカーストに君臨する荒川唯に諭され、半ば強制的に役をやらされることになる。

 

そんな中、自分はクズで劇の主人公のようなイケメンムーブはできないと適当な演技ばかり続ける悠馬に対して、唯は自分たちリア充グループと行動をすることで、共感できるようになるのではないかと提案、もとい行動するように命じる。そうして、彼女たちと一緒に行動していくうちに、実は彼女が自分勝手な我儘女王様ではなく、純真さとひたむきさを持っている心優しい少女であるということを理解した悠馬はとあることを彼女に恋をしだす。

唯は唯で別の人のことを気になっており、その想い人もまた…

 

それぞれが交錯する想いを抱える中、文化祭が始まり、文化祭の劇は大成功を収めるが、恋と青春が交錯する青春恋愛群像劇で、登場人物それぞれに魅力が詰まった本作を是非、楽しんで欲しいです。

すごい読んでいて素敵な作品でした。

 

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#龍聖の感想 『午後4時。透明、ときどき声優』読了

 

とあることをきっかけに声優を目指す女の子を描くお仕事もの作品です。

 

ネット動画でバズったことをきっかけに、突然人気声優から自分の代わりをしてくれないかと頼まれる。

 

容姿や声が似ていることから仕事の代わりを頼まれるが、

 

素人がその道のプロっフェッショナルな職業をそのまま、できるわけもなく、養成所に通ったり、紫苑に演技を教えてもらいながら成長していく。

 

後半の第二の紫苑を演じつつも、自分の芝居をしたいという葛藤を抱えながら仕事に取り組むシーンは良かったです!!

 

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#龍聖の今月の4選

入選

マスカレード・コンフィデンス2

魔術師クノンは見えている5

たかが従姉妹との恋3

ロクアカ24

灰原くんの強くて青春ニューゲーム6

4選としておきながら、完結巻であったり自分の好きなシリーズを中心に読んだこともあってか、どうしても絞り切れずに多くなってしまいました。(ここ最近は、毎回な気もしなくもないですが、そこは目を瞑っていただけると助かります笑)

選出した作品に関しては、割と文句のつけようがないラインナップだとは思いますが、軽く触れますと、『こんな僕が荒川さんに告白ろうなんて、おこがましくてできません。』は自分の好きなジャンルである青春恋愛もの作品です。恋心を知らなかった主人公が、真面目なギャルである荒川さんに惹かれるが、彼女には想い人がいて、その想い人にも別の好きな人がいて…という恋愛作品で恋愛の難しさや、片想いしてる時の楽しさも伝わってくる作品になっています。2017年に初版が発行されているため、知らない方も多いかもしれませんが、結構ラフな感じで読める作品だと思いますので、自分と好きな作品が似てる傾向にある方には推しておきます。

続いて、『バンドをクビにされた僕と推しJKの青春リライト』です。本作はタイムリープものとなっており、メジャーデビュー寸前で所属していたバンドから強制的にクビを言い渡され、落ち込みヤケ酒をしていたところに自分の推しのシンガーソングライターの奈良原が亡くなり、彼女の後を追うようにベランダから飛び降りるとタイムリープしていた。そこで、推しの彼女とバンドを組み、未来を変えることに…という展開の作品で、大人になればなるほど自分を大きく変えることは難しくなります。若いうちに色々体験しておくことが大事だなと思いながら、タイムリープものを読むと楽しめることにここ最近、気がつきました笑

 

ミモザの告白』に関しては語ると長くなるので割愛しますが、是非感想を見てほしいです。傑作!!

 

弱キャラ友崎くん』は久々の新刊でしたね。次巻はもう少し早く出せそうとのことなのでその言葉を信じて期待。

 

『マスカレード・コンフィデンス」2巻と『魔術師クノンは見えている』は当初からずっと推し作品です。マジで面白いから、是非1巻だけでも読んでみてほしい。

 

『たかが従姉妹との恋』と、『ロクアカ』は完結巻。内容も濃厚で脳がしびれましたね。完結まで読めて最高。

 

『灰原くん』はようやく、物語の分岐点へ突入。人間関係の難しさはいつになっても変わりません…

 

はい、こんな感じ軽くにはなりますが、今月の作品のお気に入りの選手理由に触れました。その他の作品も面白さがありますので、少しでも気になったものがあれば、手に取って頂ければ幸いです。次の更新は3月の新刊チェック、もしくはYouTubeの動画更新になるかと思います。(余力が無かったら、月末)

それでは、また!